My SRX400/2NY 2x2
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画像 2x2  旧所有のSRX400II型です。
 検1年付き3万のSRXで、最初はかなりきてる状況でした。

 購入から約2年間のレストア&カスタム作業をつづって掲載してあります。
 考えてみると、このバイクで色々勉強させてもらいましたが、バイクにとってはいい迷惑だったかも知れませんね(^ ^;)

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One's Motorcycle Experience 
σ(' ' )のバイク歴。
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My SRX400/3VN2 
σ(' ' )のメインバイク・SRX400/IV型。
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My SRX600/3GV1 
σ(' ' )のセカンドバイク・SRX600/III型。
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My SRX400/2NY 
σ(' ' )の旧所有バイクレストア記・SRX400/II型。
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My Self & Bike Index 
インデックス。
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プロローグ
 そもそもなんで購入しようと思ったのか...多分気分(笑。
 見つけたのは今はなきイサイズ(リクルートが運営してました、このころはまたちょっと違うネーミングだったかも?)の個人売買掲示板だったかな?オークションもできる前で掘り出し物が結構安価に手に入ったり価格応談だったり、何より価格が最優先である今のオークションよりもやり取りが楽しかったんですが...恐るべしマネーパワー(笑。
 当時はろくにラダーレールもなかったんですよ、確か。友人(狸穴氏)を巻き込んで一生懸命サニトラの荷台に積み込んだり、何よりまぁ良く素人に色々と惜しみなく協力していただきました。ここでこっそりと多謝m(_"_ )m。
 色々突っ込みどころがありますが、レストアに興味のある人はちょっと参考になると思います。ダラダラと適当に書き綴った物ですが、誰かの何かのきっかけにでもなれば幸いです。

追記・2004/9/2
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引き上げ
 友人に前もって頼み、引き上げに向かう。帰りがけバイクにて後ろを走る友人にホイールの歪みを指摘される。いきなりなんだかなぁ...(-_-;)である。

開けてびっくり/その1
 まずはスイッチを入れてエンジンを掛けてみようとする。かかりは継続しないものの気配はある。取り敢えずエンジンオイルを見るとびっくり!!!排出されるオイルは水が混じってまるでミルクたっぷりの珈琲牛乳、キャブを外しヘッドのバルブ近辺に指を入れてみたところカーボンらしき物が付着、よくぞこれで「ブレーキだけ換えて乗ろうと思ってた」等と言えたものである。おまけにパッドは間違えて買って付かなかったのであろう開封新品がついてきた(^ ^;)
 友人が「もうバイクには乗らないのか」と聞いたところ「いや、大型に乗ろうかと思って...」と言っていた、ハッキリ言おう『やめておきなさい...』。

車体はまずまず
 リアのホイールを除いては、フォークにひどい錆が出ているわけでもなく、使用なりの痛みで距離は信用していなかった事を含めてもさほど悪くはない。但し、各ワイヤーはほとんどが油ぎれを起こして渋くなっている。

1998/11/21(\32,000)
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パーツ注文
 取り敢えず朝っぱらからバイク屋にパーツ注文に行き、キャブレターのスターター(チョーク)プランジャーとサイドカバー用のビス、キックペダルのゴムなどを注文。

開けてびっくり/その2
 ヘッドを開けてみるとあまり綺麗だとは言い難い、あてにしていた3VN用のヘッド周りは残念ながら付かないようだ、どちらにしろやらないとどうしようもないようなのでシリンダーも外す。ピストンリングとオイルシールは半ば固着して動かなくなっている。ボーリングして全部交換するべきか。

エンジンはさておきて
 車体周りをばらし、各ワイヤーに注油、作動するようにする。フロントのキャリパーを余っているIV型の物に交換、前後ともフルードの交換、作動するように手入れを行う。曲がっていた左側ハンドルを修正・加工して、IV型のグリップエンドを取り付けて組み直す。
 前もって手に入れておいたルーカスタイプのテールレンズには専用のステーが付いていない、それでも何とかなるだろうと取り敢えずフェンダーを適当なところまでカットしてしまう。何となく3VN用のステーを作り始めてしまい作業は中断、1JL用は簡単?そうなので後回しも良いか...

1998/11/22・23
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名義変更
 名義変更とナンバーの交換をやってもらうためにバイク屋に行く。ナンバーはぐちゃぐちゃに曲がっていて、これもフェンダーレスを組むのに躊躇した理由の一つだった。どちらがついでというわけでもないが、注文してあったパーツも引き取ってくる。パッキン類を注文しようかとも思ったが後回し。

1998/11/27(\6,000+)
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ピストン
 仕事の合間と昼休みにピストンを磨き、シリンダーの減りを確認してみる。ピストンリングは外してみると思ったより張力が残っているようで、また、減りもそれほどではない。シリンダーの方もゲージで計ってみると減っていないしピストンが踊って傷が付いてしまったような節もない、交換無しか、ピストンリングセットのみの交換ですまそうかと思う。

パーツ注文
 パッキン類と切れていたデコンプケーブル、前回頼み忘れていたパーツ注文しに行く、自宅でパーツリストをチェックして番号を確認し、メモっていたときに気が付いたのは、II型の途中でシリンダーとヘッドのボルト位置が変わったらしいこと、後期型であれば3VNのパーツが使えたのに悔しい。ピストンリングは思ったより高かったので却下。

パーツ購入
 近所のドラスタにてナンバープレートフォルダーと細かい電装系パーツ&ケミカル、そして3VN用のノロジー/ホットワイヤー&プラグを購入。ウィンカーはさんざん悩んだが、多分後で購入するだろう...(^ ^;)

1998/12/3(12,000+)
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ホイールとオイルクーラー
 Kamiさんから電話をいただいて、ホイールとオイルクーラーを譲ってもらいにバイク屋&パーツ屋に寄った後車を転がす。ホイールは後ろだけでなく前までいただいて非常に感謝。これでエンジンが動くようになった曉には取り敢えず乗ることが出来ます。

お邪魔しました
 品物を譲っていただくのが目的とはいえ、話を始めると面白い話や参考になる話を聞かせていただけるので止まらない。特にKamiさんとは似たような考え方なのだろう事が多く、話が面白いしかみ合う。色々とおまけまで付けていただいて本当に感謝です。

1998/12/3(15,000)
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名義変更と金額
 名義変更とナンバープレートの交換が終わっていることを確認してバイク屋に向かう。受け取って手数料と払いきっていなかった書類代を聞いたところ「手数料は5,000円下さい」とのこと、他の車両の車検ついでに行ったにしては高い手数料にびっくり。これは最初に手数料を聞かなかったのがいけないのだろう。「ボーリングにいくらかかるか聞いておいて下さい」と確認を頼み、何となく納得しきれずに家路につく。

1998/12/4(\6,000+)
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ルーカステール
 ナンバープレートも来たことだし、先日Kamiさんに見せていただいた取り付けを参考にステーを改めて自作することなく、ルーカステールを取り付けることに成功。いらないネジ類やゴム類を使用してかなりしっかりとした取り付けを行うことが出来た。また、ノーマルフェンダーの加工も行い泥や水がレクチファイアレギュレターにかからないように加工して取り付けも行う。(写真は後日撮影のもの)

1998/12/5
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外装
 全体的に塗装は汚くなっているので練習がてらの自家塗装を行うことにして塗料を買いに行く。実はカウルの補修用のパテが本命。思ったよりもエポキシ系のパテの喰い付きはよい、整形後にサーフェイサーを吹いて塗装はひと段落、ここのところの天候不順で本格的に塗装を行えるのはいつになるのか...

フォークオイル
 〜III型乗りの方には常識かも知れないが、400と600でフォークの中身が違うと言うことを初めて知った、そしてこのバイクは600のフォーク内容になっている。エアを入れないといけないのが面倒、当然中身を抜くときにエアは抜けていたし、オイルも心持ち少ないような気がした。交換は、使用せず置いてあった10番のフォークオイルと3VNに使用して余った15番を混ぜて使用。交換後の調子は良いが、当分は乗った状態で確認できないのは残念。

リアホイール交換
 リアホイールをいただいてきた物に交換、ディスクが極端に減っていたので余っていた物に交換しようかと迷うが、一度乗って状態を確認してからにすることにした、3VNの方も減ってきているのだ。スプロケも然り、こちらはチェーンがまるっきり使用できないようであれば交換しようと思う。フロントは今回見送った。

1998/12/6(\12,000)
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塗装開始
 天候の様子を見て行おうかと思っていた塗装を始めてしまう、昔からこらえ性がないのだ。2液混合タイプのスプレー式ウレタン塗料は24時間後には使えなくなるとのこと、取り敢えず2本購入してあるがはたしてどれだけ塗ることが出来るのかが少々不安である。
 塗っている途中でハタと気が付く、『5度以下では固まりません』...おぃおぃ、大丈夫かよ...と思いながらも一度やり始めてしまったからには途中で手を止めるわけに行かない、何せ24時間後には固まってしまうのだ。ひとまず一缶でタンク・フロントフェンダー・テールカウルを塗る事が出来た、一度目の分では丁度良いかも、仮に乾くまではストーブを点けたまま待っていた。

1998/12/7
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続・塗装
 先日の塗装がある程度乾いたのでペーパーで軽くこする。パテを盛った箇所が多少いびつになっているが、今更またパテを盛って綺麗にするのもしんどいので気が付かない振りをする。それでも拾って来た時よりは遥かに綺麗だ。昼休みに入った時点で2本目を使って塗装を始める。昼休み後仕事場に再び入るといい匂いがした。

シリンダ
 パーツがバイク屋に来ているので取りに行く。ボーリングは保留にして様子を見てから...と思ったので、聞いておくように頼んでおいた加工の値段も聞かず、さっさと帰ってきてしまい、シリンダヘッドを組始める。取り敢えず何事もなく進み油断したところで.....

あっ!
 カラン...という音と共に12mmのソケットが無情にもクランクケースの中に転がり落ちる。磁石などでは取れそうもない、というよりも全く見えないところまで落ちてしまった。左クランクケースカバーを外しフライホイールを外す。たまたま工具を預かっていたこと、奥まったところに落ちなかったのはラッキーだったが1時間以上余計な時間を掛けてしまった。今度は慎重にボロをカムチェーンの穴に詰めて作業を行った。

AM3:00
 サービスマニュアル通りにうまく行かないキャブレターの取り外しと取り付けには、インシュレーターゴムをキャブ側に付けてから行う。タンクとテールを軽く組んでみて一人悦に入る。さすがに眠い。

1998/12/8
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クリア塗装
 下地の赤は2度塗りで良い感じに仕上がった。これでクリアを吹けば完成で良いだろう。うっかりミスで埃を多少かぶらせてしまったが、気になるほどではない。

ウィンカー
 出来上がったら交換しようと思っていたウィンカーを思わず買ってしまった。POSH製の出来はいいけど高いやつ...。砲弾型の物でステーがもともと付いている為に「取って付けた」感じはしなく良い感じだ、正直値段もそこそこな為にかなり悩んだが、あとで取り替えるよりはましだろう。
 しかし、なぜかウィンカーの点滅がおかしい、点きっぱなしになって消えてくれないのだ、もちろん前後両方ともコードは付けてある。

1998/12/9(\12,000)
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ステッカー
 色を塗っただけでは寂しいのでステッカーを貼ってみる。そこそこ良い感じに仕上がる。YAMAHAのロゴは全て直線で切り抜きできるので便利だ。

キック
 昼間に一度キックをしてみたところ、エンジンがかかった。オイルが完全に入っているわけではなかったので一度止めて再びキック.....かからない。三度四度.....二十度...???。かからないのであきらめてバイク屋にバッテリーの充電を頼みに持ち込む。明日で良いか...。

オイルクーラー
 お忙しいKamiさんより電話、ステーを引き取りに向かう。長々とお邪魔してしまい既に夜中、帰ってステーをかまし、宙ぶらりんになっていたオイルクーラーを取り付け「よしよし、形になってきた」とまた一人悦に入る。

1998/12/10
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ぷれりゅうど
 ステッカーの浮きが気になる。まぁ無理もない、曲線に合わせて貼ったある部分も少なくはなくステッカーの伸びの許容量を超えてしまっているのだろう。どうせ剥がすこともないだろうとクリアを吹き付けることにして購入してくる


 タンクにウレタン塗料を吹き付けてしばらくすると、「!」なんと塗装に皺が入り始めた。ウレタン塗料同士の重ね塗りであれば問題ないと説明書には書いてある。パニックとあきらめ...取り敢えず乾くまで待つが、状況は好転しない上に、乾燥後に再びペーパーで整えようという計画も無理なことに気が付く...。あきらめてリムーバーと塗料を買いに行く.....

バッテリー
 半ば放心状態で帰りがけにバッテリーを引き取る。比重が上がっていないらしいが、13Vまで上がったので新品に交換する必要は無さそうだ、これがセルのみのバイクであればそうもいっていられない、MFバッテリーではないのが良かったのかも知れない。結局のところウィンカーはフラッシャーがいかれていたのだが、持っていたパーツで間に合った。

剥離とサーフェイサー
 リムーバーが肌に付くと「痛い」ということを初めて知った。それでもお構いなしに指も直接使いながら剥離していく。リムーバーが一本無くなり、多量のボロ山が出来たところでペーパーを掛けてサーフェイサーを塗る。たっぷり疲れて作業は終わった。

1998/12/11(10,000)
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再塗装
 プライマーを厚めに塗ったせいか今一つ乾きが鈍い、ドライヤーをあてながら乾かし凹み部分を改めてパテで整形する。通常とは逆の意味で時間との戦い、こらえ性の無い自分になかなか乾燥してくれない塗料、それでも夕方には整形を終えて下地を塗る。

1998/12/12
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クリア
 2液混合式のウレタン塗料の完全乾燥時間は78時間、当然この時期では一週間はかかるはず。とは言えそんなに時間を掛けてやるつもりは更々ないので昼には重ねてクリアを吹き始める。念のために皺が寄らないかを確認してみるが大丈夫、ただ下地がある程度乾燥していないせいでガスが出るのだろう、表面に細かい気泡らしき物が出来る、磨いてひと月後ぐらいにクリアを吹き直せば問題はないだろう。

1998/12/13
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リペイント、ひとまず終了
 クリアが仮乾燥したところでカッティングシートを貼る。タンクを組んで外装はひとまず終了。最後は少々投げやりではあったが、まぁ気に入らないわけではない。

始動今一つ
 これまでに何度かエンジンを掛けることが出来たが、かかりが悪い上にアイドリングのみしかしない。おそらくキャブだろうと思うが確信は持てない、取り敢えず気配はあるので後日分解して掃除をすることにした。

1998/12/14
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友人
 が、来たのをいいことに翌日の4時まで整備していました。とは言えメインはその友人の乗ってきたディバージョンですが...。キックを交互に蹴り、何とかかかったものの、やはり調子は今一つ。改めてキャブをばらそう...。

1998/12/17
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キャブ清掃
 先日買い物先で会ったYSPの娘K代さんに注文しておいたキャブのパッキンが届いているらしいので仕事が終了した後に取りに行く。キャブをばらして清掃、パーツリストや実物、サービスマニュアルを見ていると、型によってジェットやニードルが違うことを発見、だからどうということもないが、一通り清掃して組み直す。これで相変わらずかかりが悪いようであればちょっと考えた方が良いかも知れない...。

誤算
 期待はしていなかったものの、嬉しい誤算で簡単にエンジンがかかった。一度切ってもう一度挑戦、2発...3発...やはりさほど調子は良くなっていないのか、と思ったがその後すんなりエンジンが踊り出す。やはりキャブか、しかしタペットの調整が取れていないのか、かちゃかちゃと結構大きい音がする。まぁ今日は一回りするだけでやめようと思いライトのスイッチを入れるが...点かない。ハイにしてみると点くので、切れたのかと思い再びローにしてみると点く?まぁ点かないわけではない、ハンドルのスイッチまわりもまた開ける必要があるので後日回しにしよう...。

1998/12/20(1,500)
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好調
 タペットクリアランスを調整した後、キック数回でエンジンに火を入れ、ガソリンスタンドまで走る。給油後はたして再びエンジンがかかってくれるか不安ではあったが、見事一発でかかってくれた。
 ついでに15kmほどの行程を不安と緊張で初心者のようになりながら走ってみたが、何とか帰り着くことにも成功。あとはエンジンのノイズを調整、エキゾーストパイプとマフラー部分の排気漏れを何とかして...タイヤ交換か...

1998/12/22
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(^ ^;)
 どうにもエンジンのガラガラ音がひどい。友人が来た際に確認してもらうが、どうもやはり腰上での音の様子。これはやはりヘッド上部を開けないと駄目だろうと言うことで開けてみると...カムチェーンとカムを繋ぐスプロケのネジが弛み、ネジ頭はもとよりカムのネジ穴まで半ばなめてしまっている。スプロケはともかくカムは余っているものに交換。おそらくは仮止めできっちりと閉め忘れたことが原因であろうが、こういう凡ミスをすると非常に自分の間抜けさが身にしみる(-_-;)
 組み直した後に火を入れるとまるで静かなエンジンになっていた<当たり前
 組んでいる途中で友人に呼ばれたので、組み直した後に乗って向かう。寒空の下に数時間置き去りにしたものの、危惧にもかかわらず簡単にエンジンがかかる。良い感じである。

1998/12/25
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マフラーガスケット
 ぼちぼちと大詰めに入ってきた。バイク屋が年末年始の休業に入る前に注文しておいたガスケットを取りに行く。ガスケット交換のついでにマフラーの位置修正と気持清掃も行おうと思い外す。SRXのマフラーだけであろうか、マウントにゴムがインサートされたステーが使用されておりこれに無理な力が加わった状態のままマウントされていると劣化してゴムが剥がれてしまう。状態があまり良くなかったので、エンジンオフセット中の3VNのパーツを交換して入れる。安くはない部品だが3VNを組むときは新たに買えばいいだろう。
 ガスケットはどうやら材質の変更が行われていたらしく、若干違いが見られる。基礎の材質が抜いた古い方は銅で新しいものは鉛。別にコストダウンというわけではないだろうし、新しいものの方が柔らかく密閉性は良さそう。外したものはひどく腐食して痛んでいた。

スイッチボックス
 左のスイッチボックスにガタがあるので修正したいと思い、開こうと試みるがチョークが邪魔しているせいかどうにも完全に開かない。グリップをはずさないと駄目なのかも知れないが、面倒なのでちょっとだけ開いた状態でエポキシ系のパテを詰め込む。乾いたらガタもなくなっているだろう。

1998/12/26(1,500)
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ブレーキホース
 給料のあてが出来た(笑)ので残り数日の食費を残してブレーキホースを購入する。安くなっていたので余裕もないのにWディスク用の2本物を購入、一本は予備、と言うか3VNのリアに必要もないのに入れるかも知れない。と、言う冗談?はともかく多分友人のバイクに入ることになるだろう。
 まずはブレーキホースを適当な長さに切断、組み直す。パッドをとり、ピストンが外れないまでフルードをキャリパーに送り込む。キャリパー側のバンジョーをはずしてメッシュホースを取り付け、なるべくフルードをこぼさないようにしながらマスター側も交換、位置決めがすんだら締め付けてピストンを戻し、改めてフルード交換とエア抜きを行う。この場合キャリパーから戻ったフルードがホースにある程度充填されるのでフルードを充填する作業が非常に楽に行える。ホースの長さが少々長くなってしまったが、まぁ良しとした。
 交換前はエアがかんでいたんではないかと思うぐらいにタッチが向上。本当にかんでいたのであれば間抜けな話だ。

タイヤ
 ここまでやったら...と、ついでにタイヤも交換してしまいたくなるのが人情でタイヤのサイズを調べると、パーツリストやタイヤメーカーのサイズが今一つかみ合わない。しかもリアはともかくフロントに入っているタイヤのサイズが違う。違う車両のホイールを使っているとは考えにくいが、一応もう一つのホイールに交換してショップに持ち込むことにした。
 結局ホイールの品番は同じなので、サイズは3HUと同じF100/80−17(2NYは100/90−17)、R120/80−18で、バイアスであるTT900を入れる。オーソドックスなパターンが好きなのでBT−46(だっけ?)を入れてみたかったのだが、リアのサイズの在庫がなかったので、当初の予定通りにTT900を入れることにした。安心感、と言うか接地感は皮が剥けていないとは言え非常に良くなった。
 結果、カードでの支払いになったがこの時期に在庫が切れるとやっかいであろうと自分を納得させた(^ ^;)

1998/12/27(30,000+)
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フォークスプリング注文
 何度か乗車してみたがどうにもフォークの調子が納得いかない、3VNと比べてしまうせいか非常にプアな感じでギャップに乗ると特に落ち着かない、フォーク長自体は短くなっていないがやはりかなりヘタっているのではないかということで交換を決意する。フォークのトップキャップも出来たことだし再調整の丁度良い機会だろう。
 パーツはノーマルを揃えることにしたが、エアを殺してしまうのでいくらかパーツの製作が必要になりそうだ。WPのスプリングも考えたがリアがノーマルでは必要ないであろうということで却下。

1999/3/5(7,000)
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キーセット注文
 鍵を見失う。すぐに見付かったのだが、やはり一つしかないのでは危険だし何よりONの状態で抜けてしまう。これでは走行中に落としたら終わりだ、帰ってくることは出来るだろうが...
 そんなわけでキーセットの注文も出した。セットで買うと高いのでは?と感じる人もいるとは思うが、以外とこれが安く消費税抜きであれば1万5千円で買えてしまう。もちろんそれでも自分にとってはきつい値段なのだがまぁ致し方ないところだと納得するしかない。
 全部まとめて週末には入荷されるということで、週末ホワイトデーはやはり予定のない連れと一緒にバイクを直すことになりそう(T_T )

1999/3/8(15,000)
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フォーク点検
 前日夜。うっかりと言うよりも、怖いもの見たくなさで保留にしておいたフォークの点検を、ダストシールを剥がして行ってみたところ...
 やっぱり見るんじゃなかった(^ ^;)クリップは完全に錆びて張力の無くなったただの針金に成り下がり、ダストはゴム部分がかなり剥げかかっているほど腐食が進んでいる。「うっわぁ...」と声にならない声を漏らしながらごそごそとメンテナンスに励むが結局は「使いものにならん、交換」ということになり、その日の内に注文するパーツをメモっておいた紙をポケットに突っ込んでYSPに注文を入れに行く。値段を確認して注文を入れ、メインキーのセットとフォークスプリングなどのパーツを引き取る。

ブレーキサポート
 早めに行った都合、パーツが届くまで時間があったためBrembo用のサポートの値段を確認する。安くはないが、まぁまぁ妥当な値段のようなので、中古を探すより手間はないだろうと注文を入れる。
 サポートが来たら3VNに使用しているYamanboと交換するか悩みどころだが、たぶんBremboが1JLにはいるだろう。面倒であるのが第一の理由、1JLの方が似合うような気がするのが第二の理由。ちなみに支払いは後(^ ^;)

キーセット取り付け
 引き取ってきたキーセットを取り付ける。タンクキャップのリング部分は塗装の関係で3VNと交換のため組み直す。元々付いていたものが塗装済みなので交換しようと思ったのだが内容が若干変わっており3VNのものと交換した。交換しなくても問題はなかったのだが、結局は塗装してしまう予定なので新しいリング部分は3VNに使うことにした。
 シート、ヘルメットフォルダー部分は難なく交換、メインスィッチは作りが良くなっていた。それにしても新しいキーにするのは気持ちがいい、まるで新車を購入した気分である(^ ^;)

1999/3/11(5,000)
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フォークオーバーホール
 先日注文したフォークオーバーホール用のパーツを昼に取りに行き、午後からは仕事しながら整備(整備しながら仕事?)。一本目はフォーク内にオイルを充填して圧力をかけ、シールを浮かしてはみたが完全に抜けなかったのでインパクトレンチでボトムのボルトを抜きインナーチューブごとシールを引き抜き、一度きれいに洗って新しいパーツを組み直す。インナーチューブ内にかます特殊工具が無かったので適当に作ってボトムのボルトを締め込み、スライドメタル、カラー、オイルシールをセットして途方に暮れる(^ ^;)。
 工具を作るのも面倒なので、仕事を引けてからYSPにシールを押し込んでもらうために出掛ける。「工賃かかるかなぁ...かかっても千円位だよなぁ...普通ただだよなぁ...」などと思いながらセットしてもらい、「工賃いくらぁ〜」と聞いたところ『サービス...』というありがたいお声(^ ^;)「らっきぃ〜どうもぉ〜...」って事で帰ってオーバーホールの続き(^ ^;)。
 余っていた15番と10番を混合して12番ぐらいになったであろうオイルを5mmほど油面アップで入れ、新しいスプリング・10mm厚にしたカラー・スペーサーをセットして、最後に自作フォークキャップをセット。調子の方はバッチリ、まず問題が起きるようなことはないだろう。さすがにこれだけ交換すると前の状態とは比べるべくもなく固くしっかりしているようだ、早めにある程度の距離を実走して調子を見てみたいと思う。

1999/3/12
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マグラ様
 上野に行った。光輪に行った。マグラ様買った。
 ポジションが、というか、ノーマルのハンドルの角度が自分には全くと言っていいほど合わない。3VNの方でも合わなくて社外のセパレートに交換したのだがどうもそれ以上に角度がが悪い気がする。上野まで散歩がてらディバージョン用のタンクパッドを入手しに行き、良いセパレートハンドルがないものかと物色してみたところ、3VNに使用しているSANSEIの物も無く、1JLだったらマグラの方が似合うかなぁ...などと手にとって考えているところに店員の攻撃を喰らってしまい思わず買ってしまった。まぁ、最終的には買うことになるものなので後悔しているわけではないが、何もこの金銭的余裕のない時期に買う必要はなかったなぁ...というのが本音。
 家に帰り、取り付けてみたところやはり似合うし、何よりもポジションがかなり良くなり手首や腕の負担はだいぶ減った。ブレーキが良くなっても手首に負担がかかり古傷が痛むようなことにもならないだろう。
 フォークのトップは延長した物に換えてあったので若干短めではあるが違和感はさほどない。ついでにタンクパッドを貼って終了。

1999/3/14(18,000)
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純ぶれんぼ
 個人売買で入手したブレンボを取り付けるためのサポートが届いた。当然仕事の合間を縫いながらの取り付け(^ ^;)頼んでおいたバンジョーボルトが自分の勘違いで長さが合わず、仕方がないので頼んだ物を使わずにあった物を使ったが、ワッシャーの厚みに助けられ、何とか取り付けを行うことが出来た。
 走ってみるとまずまずの効きで、あたりも出ていないわけだからこんな物かな...と思ってよく見ると、ローターの内方向、約3mmほどノーマルでは当たらない=削れていない位置までパッドのあたりが来てしまっている。思案に暮れても懸案と妥協がすぐには出なかったので、保留。今後3VNのヤマンボと交換するか、ディスク自体を交換するかを考え無ければ...

1999/3/18(15,000)
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ぶれんぼvsやまんぼ
 と、言うほどたいそうなものでもないが。やはりあたりが気になるので一番手っ取り早いと思われる3VNとの交換をした。
 特にこれと言った苦労も無し、トラブルも無し。ただ、締め付けトルクが心配(^ ^;)。パッドの当たり面はバッチリ

1999/3/23
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新古キャブ
 しこしこと暇を見て綺麗にオーバーホールを行っておいたIII型400用キャブレターに取り替える。一通りセットしていざエンジンを掛けてみると...ガソリンがフロートチャンバーからいい勢いでにじみ出す。やはりパッキンはケチっちゃいけなかったらしい(^ ^;)仕方がないので再度取り外して今まで使用していたキャブレターのパッキンを使用しようと思い取り付けてみたところ...大きい?。こっちのパッキンは最初にオーバーホールした際に交換しているはずだし、フローティングチャンバーの溝の大きさも同じ寸法、そう言えば最初に入れ換えたときも大きいような気はしていたのだが、ここまで大きくはなかったはず。仕方がないのでお湯でいくらか戻して再度取り付け、無理矢理ではあったが何とか収まり取り付け終了、デフォルトの調整のみでアイドリングは調子悪くなく、滲みも収まっている。エアスクリュー用のOリングが来たら再度調整予定。
サスより高い?
 個人売買で入手したオーリンズリアサスを取り付けるためのカラーが届いたのはいいとして、何でこんなに高いの?と思ってしまうような6,800円...まぁ、既製品ではないので仕方ない値段といえば仕方ない値段だが、それにしてもちょっと高い。こんなもんだったら既製のワッシャーとカラー自作で、半額で売ろうかな...(笑)。
 パーツは全部で4個、すべて下側用で上側取り付け部分のクリアランス調整用は入っておらず、仕方がないのでジュラコンで自作、自作分のカラー2個込みで1万円を超えるような事態に陥らずに済んでよかったのかも。

1999/4/14(6,800+???)
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Rブレーキ整備
 リアまわりを取り替える際についでにRブレーキマスター&キャリパーもリフレッシュしてやろうと画策。頼んでおいた整備用のシールなどを取りに行き、キャリパーを割ってシールを抜き清掃。ブリードスクリューが一本抜けずに千切れる(笑)仕方がないのでもう一つ余っていたキャリパーを2個1。もう一つ余っていた方は外観がちょっと汚いため...
 マスターはやはり余っていたIV型用を入れる。若干の削り加工で取り付けは問題なくできた。

1999/5/1(3,000)
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下準備
 スイングアームが溶接あがりで何とか今日中にはいるとのこと。リアまわりをジャッキアップしてホイールを外し、新古&中古のスプロケットとブレーキディスクの交換。ディスクの厚みをマイクロメーターで計ると3.5mmを割っていた。
 バイク屋に顔を出し、知人から入手しておいたチェーンと、それでは足りない分追加するチェーンをカシメで留めて貰う。足りない分はバイク屋で10コマだけ入手したものだが、カシメ代はそれ以上に高かった。覚悟はしていたが...高いでしょ、その値段は...(-_-;)
 ホイールは2NYの物をそのまま使用するため、製作したカラーと整備しておいたブレーキキャリパーを使ってキャリパーまわりを仮組、キャリパーサポートに加工が必要なことが判明。たいした加工でもないのでとっとと加工。必要になると思われる細々したものを買い込んで取り敢えず一息。
スイングアーム
 スイングアームが22時頃に届き、早速突貫で取り付けを行い始める。前もって交換できるものは交換、加工できるものは加工しておいた分、作業は信じられないほどに順調に進む。とは言え終わったのは2時半。一応締め忘れ等無いか確認して町内一周、深夜であることも含め大人しく走るが、なかなか調子は良い。

1999/5/3(12,000+???)
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チェーン再交換
 今回製作したスイングアームを譲った知人のチェーンを延長するために購入したチェーンのあまり?を使い、チェーンの交換を行うことにした。シールタイプの違うチェーンを繋いでいることに若干不安を感じたせいもある。今回は知人にカシメも出来るチェーンカッターを借りていて、ジョイントはクリップタイプ、自分ですべて行えばチェーン代以外はただみたいなもんである。

1999/5/?(12,000)
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とぉりゃんせ...
 車検を通した。とは言っても自分で言ったわけでなく知人に依頼。面倒なのと同時にスイングアームまで通るかという問題が...(^ ^;)。結果は杞憂に終わりあっさりパス、行った知人が行きなれていることも通った要因かも。東京の場合足立でバイクの車検を通そうとするのは混んでいて大変なだけ、東の人も品川まで足を伸ばした方が良いかも。

1999/7/5(35,000)
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すたびらいざ〜
 そろそろ作る物も交換する物も限定されてきた。車検から帰ったら作ろうかと思っていたFフォークのスタビライザーを作る。最初はのっぺりしたデザインも何にもない物を作ったが、一部不評?につきちょっとデザインしてみる。これが成功して売っている物の様な出来に...実際自分で売っているんだが...。

1999/7/8
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交換
 1台のSRXII型を引き上げに行く。この車両、バックステップとサンパーが入っていると言うことなので、それらを自車へ取り付け、他整備とパーツの交換を行って他の人へ譲ってしまおうという悪どい?考え...。バックステップはコワース、これはタンデムステップがつかないという難点があったものの、他では特に不都合もなくすんなり交換が行えた。
 そしてサンパー、初期型サンパーだけだろうか、ほとんどのパーツはスチールで出来ており、特にエキパイと膨張室のツナギのパーツは腐食が激しく穴も空いてしまっている。内部であるから取り敢えずは問題ないが、どこかで作って貰えない物か、勿論ステンレスで...。まぁそれはともかく後で考えるとして借り組みしてみる。
 .....付かない(-_-;)
 これは自車のスイングアームが変わっていて、サンパーの後部膨張室の上部が当たってしまうため。取り敢えず元に戻すという不毛な作業を終えどうしようかと一人思案するが、やはり膨張室を削るしかないだろう...なんだかどっと疲れてしまった...

1999/7/20
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さんぱーの運命
 サンパーの加工はだらだらと先延ばしになってしまっている。しかし早めに加工しないと引き上げたバイクの譲渡もからみ面倒になることは目に見えている。取り敢えず1週間ちょっとの間にガンガムなど使用して簡単に補修してみる。結果は決して良い物ではないが、まぁ良しとして膨張室、通称弁当箱の加工に踏み切る。幸いにして機械にはバイスが取り付けてある。
 膨張室内を切削油でびたびたにしながら削る。...薄い...壁面が創造したよりも薄かった。ちょっと考えれば創造できたはずだが気持ちばかり焦っていたため考えがそこまでいたらずにいた。溶接で蓋をするにも素材がまるっきりわからないようではアルミは付かない。仕方ないのでネジ止めにしようと思い3mmの皿ビスを使うことにしたがかなり不安である。その不安のために16本もの3mmのタップをたてる羽目になる。蓋自体は3mmのアルミ板、圧力もそれほどかかることはないだろうがやっぱり不安。取り敢えずガスケットだけは塗っておく。

1999/7/30
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ワイヤーハーネス
 購入当時から気になっていたワイヤーハーネス。注文分が届いたとのことでバイク屋まで引き取りに行く。特に傷みやすいのかステアリングヘッドの固定されているところでコード自体の被膜も割れて中身の銅線が見えている状態だった。勿論補修はしていたが取り替えに勝るものはなく、機会をうかがっていたのだが、だいぶ時間をおいてしまった。
 交換自体は思ったよりも拍子抜け、それ自体はものの1時間もあればお釣りが来てしまう位でバイク屋に頼まなければ出来ないほどの工具も複雑な工程もない、強いていえば社外のウィンカーなどの配線を間違える可能性はあるが、それは問題があるとは言えない程度。メインハーネスのみだが値段的にも安上がりで交換を考えている人には結構お勧め。
すて〜
 ワイヤーハーネス交換のついでに前から気になっていたオイルクーラーのステーを作ることにした。作ることにしたというのはバイクパーツショップでアルミステーを見てみるとやたら高く、尚かつ希望する形状のものがないため。これは最近日和気味の自分に対する神の言葉かも...等とは思わなかったが、まぁ自分で作る方が大抵の場合しっくりくるのであきらめる。
 バイスでくわえて3mm厚のアルミ板を曲げ、バンドソーで形を整え、フライスで穴開け。前々から気になっていたクラッチワイヤーとの干渉を避けるために右に50mm程度オフセット。左右非対称を気にする人もいるかも知れないが、自分としてはなんか良い感じである(^ ^ )。オイルラインもフレームと干渉しなくなっていい感じだ。

1999/8/6(6,300)
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サンパートラップ(仮)
 いよいよサンパーの腐食が気になりだした。この際失敗しても...と思い、マフラー部分をバンドソーでバリバリと破壊する。ステンレスではなく薄いスチールのそれは気持ちよく切れていく。メガホン状の根本部分が以前買ったスーパートラップ(ステンメガホン4inc)の取り付け口に合うまで詰めてトラップを付ける。ステンレスバンドで締めて一丁上がり。
 どんなもんかとちょっと強めに揺すってみる限りでは結構丈夫だが、やはり無理に揺すると弛んでくる。これでは走行中に落ちないとも限らないし、落ちないとしても非常に不安だ。取り敢えず付いたことを良しとして溶接でも考えよう。

1999/10/2(20,000)
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サンパートラップ(II)
 結局何も解決しないまま1JLに乗るのは控えていたが、Kamiさんに提供して貰ったスーパートラップへ交換することにした。これまたステンメガホン4incで取り付けの口径も同じ、そして何とか利用できそうなステーが元々溶接で付いている。
 サプレッサー(減音)部分が多めで若干内部が細くなっていたためサンパー側に残して?おいたサプレッサー部分を切り落とす。取り敢えずねじ込み、ステーの取り付けをどのようにしようかと大雑把に採寸するとステップへステーをかませば何とかなりそうで、転がっていたアルミの端材に取り付け穴や逃がしの加工をして位置合わせのために微妙なねじりを付け調整する。
 適当なボルトとナットを選んで取り付け。今回はがっしり取り付けできた、と言うよりも、ステップに取り付けたステーのおかげで大きく動くことがない。結果外れることも無いだろう、これでちょっとした距離の走行やツーリングも安心して出来る。しかしまだ問題が一つ残っていたりするのだ...

1999/10/22
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ふろーてぃんぐ
 某Kamiさんの車両から奪ったFブレーキディスク、ほとんど使用してない状態でラッキー!と思ったのもつかの間、結局歪んでいてがっくりしたのがひと月ほど前(^ ^;)。キャリパーも再び3VNと交換してしまったので、減ったディスクに交換は嫌だし戻すのは結構大変。まぁこの際だからフローティングピンに交換してやるか、と思って注文しておいた品物が本日バイク屋に入荷。早速引き取りに行って来て、フロントタイヤを外し、ディスクを外し、サンダーで元のピンを削ってアウターローターを抜く。交換はたいした手間もかからずに終了。
 注文してあったのは赤いピン。インナーローターが赤く塗ってあるので目立たないかと思ったが、他の色でピンとくる物がなかったので結局この色。白があればなぁ...('_' )
 結果は良好、完全にレバーへのキックバックが無くなったわけではないが、かなり緩和されている。普通の人はちょっと乗っただけではわからないだろう。そんなこんなで最近気になっていた部分は取り敢えず直し終えた。これで安心して乗れる....が、パワー不足(反応の鈍さ)は否めない(笑)

1999/10/28(5,000)
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暫くぶり...(^ ^;)
 フロントブレーキの鋳鉄ローターをもらって交換したのは...いつだか忘れた(^ ^;)。とにかくつちやまさんに多謝m(_"_ )m
 サポートを自作のものに交換。見栄えはかなり良くなったし、おそらく強度的にもだいぶ強くなったことと思う。ただバンジョーの方向があわず、無理矢理外側に向けて取り付け。何とかなったがちょっと考えねば...

2000/1/17
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 やろうやろうと思っていたサンパー弁当箱の塗装。なにも言うまい...(^ ^;)

2000/1/19
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タンデムステップ
 昨年末に売ってしまったRaidの代わりにセカンドバイクはこのバイクに。IV型はタンデムを行うとテールカウルが割れるのでタンデムは出来ないのだ。ついでに言うと、3VNの保険は対人対物のみで搭乗者障害は入っていない、交通傷害に別途入っているためだ。
 そんなわけでセカンドバイクはこっちでなければいけないのだが、いかんせんバックステップへの変更のためタンデムステップが付いていなかった。当面タンデムの予定はないが、これでは車検も通らない(笑)為タンデムステップ用のサポートを作ることにした。採寸してちょっと融通をきかせたため上がり気味になってしまったがマフラーにも当たらずいい感じに仕上がった。ただ、取り付け後跨ってみるとどうも踵に当たる部分が外に張り出しすぎている。タンデムステップの方を4mmほど薄く加工して何とか気にならない程度になった。
 ついでと言っては何だがタンデムステップの肉抜き加工も行う。しかし、随分とひどいアルミを使っているようでかなりさくさく削れる、アルミじゃなくて亜鉛ダイキャストのよう。転けたら折れるかも?(^ ^;)何にせよデザイン的に軽くなったようで○

2000/1/29
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I型足周りに...
 やっぱりSRXはI型足周りだ!と言うことで、I型足周りに変更。前後18インチの上重量もあるI型ホイールに変更するのは解せないかも?デザイン的バランスはII/III型よりもI型の方が綺麗だと自分は思うんだけど...
 I型足周りにするにはまず何よりホイール、フロントフォークアウターチューブ、そしてキャリパーを揃えることから、しかしなかなかうまい具合にパーツだけ転がっているものではなく、結局は少し前に「Yahoo!オークション」で入手した1台を部品交換車にする事に、エンジンもちゃんとかかるので最終的にはII/III型足周りを組んでさばいてしまおう...。
 手に入れてあった車両はおあつらえ向きにWディスク化されているし、フロントフォークも既に整備済み。問題はキャリパーで、対向2ポットはWにしてもまったく効かないので、これまた「Yahoo!オークション」で入手したR1−Z用に交換。ホースはもちろんメッシュホースで、マスターは取り敢えず純正の5/8インチ、タッチは今一、いや今2ぐらい...

2000/4/2?
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タイヤ交換&マスター変更
 ニッシンのφ14mmマスターを交換入手したので取り敢えず入れてみたのだがタッチが最悪で寿命はわずか3日、結局タイヤ交換に行った際突発的にブレンボのφ16mm別体タンクマスターを購入(^ ^;)。タッチは比べるも無く良くなった、が、別体タンクのチョイスはいいのか悪いのか何となく気になる...
 タイヤはBT45、ブリヂストンのバイアス。何よりパターンがオーソドックスで落ち着いているので気に入って選択。もっともこれ以外に前後18インチのI型はタイヤチョイスの幅が極端に狭い、選択肢がないわけではないがラジアルなどもってのほか(と言うか入れるつもりもないが)ハイグリップさえ選択できない、このタイヤも出たのはここ1〜2年ほど前だったと思う。グリップは、と言うか感触は良く、このバイクに結構合ってる。

2000/5/8
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ステダン
 Yahoo!オークションでI〜III型用ステダン希望価格1000円!、で、買っちゃいました(^ ^;)。どうも古めの「ボルトオン」パーツはボルトオンではないことが多い、ただ単にパーツ欠品とも言えない部分でちょっとした不具合があった。たいしたことではないので転がっているパーツを加工して使用、何とか収まる。
 さて、乗り味は...なんか違和感が(^ ^;)。まぁ、おまけでつけたようなものなので最弱にして調整することもないだろう。

2000/6/14
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フローティング鋳鉄
 KOBAさんが余らせて?いたDAYTONAの鋳鉄フローティングディスクをパーツの交換で入手。フローティングピンが欠品していたが、売るほど所有しているのでそれは問題なし(笑)。インナー、ではなくディスクの1段薄い部分をいつものように赤く塗り、インナーとディスクの段差をフローティングピンのウェーブワッシャーを裏表交互にはめることで解消。しかし何故わざわざこんな面倒な加工がしてあるのか疑問(' '?)
 鋳鉄にするために、と言うわけでもないがパッドがある程度減っていたので交換用にとさんざん迷って用意したのはやはりDAYTONAのパッド、シンターは使えない?かもしれないので車体色に合わせて(笑)赤パッドを選択。
 さらに、ブレーキマスターをまた交換(^ ^;)。中古で購入したブレンボ、と言うかタンク一体ドカティブレンボφ15mm。なかなかいい具合、が、何となく入力の量と効きに差がある、以前のものにもあったしφ13mmを使用している3VNにも同じような症状が見られるのだが、ちょっと大きい...(' '?)
 初期あたりの現状&マスター交換で、効きがどうのこうのとは言えないが、効き自体よりもコントロール性が向上した様子、もちろん効き自体も悪いわけではない。

2000/6/20
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ガチガチ...
 鋳鉄ディスクと一緒に譲って貰ったWPのフロントフォークスプリング、先日に続いて交換作業。オイルをWPのデフォルトより多め?の量入れたところガチガチ...入れ直し...(^ ^;)

2000/6/21
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スカスカ...
 事情があって狸穴氏に単車を貸していたのだが、戻ってきたときに開口一番...
 「これマスター逝ってるよ」
 「えっ!」
 言われてレバーをゆっくりと引いてみると、何とグリップに当たるまで引ききれてしまう。なるほど最初に感じた違和感はこれだったのかと感心もしたがそれ以上にショック!こんな状態で乗っていたとは...
 取り敢えずばらしてみる。ブレンボのφ13mmはピストンアッセンブリーの固定にスナップリングを使用しておらず基本的に分解不可能だったがφ15mm以上?はスナップリングを使用しているため分解可能。分解してピストンアッシーを抜きカップを見ると...変形してる...(-_-;)
 ほとんど形が付いて固まっているような状態で、熱湯に通そうが元に戻らない。かなり冒険だがバーナーで炙ったり、ある程度熱した鉄棒を押し当ててみたりと、どうにか形を整形する。ある程度円く広がったところで改めて組み直し、レバーを引いてみる。
 .....何とか状態は良くなったようだ。ホッとしながらもリペアパーツの入手も依頼、再発するか安定するか、しばらくはなるべく乗らないようにして、パーツが来たら交換も考えよう。

2000/7/??
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セミ?シングルシート
 またしてもYahoo!オークションで部品取り?車入手(^ ^;)。いざ引き取りに行くと思ったよりも色々なパーツがついているし、状態も悪くない。目的はK&H?のシングルシートだったがそのシートにさらに純正の革シートもついてきた。使わないパーツは売却...
 多少やれてはいるがシート自体の作りは悪くなく形状もなかなかいい感じ。ただ、タンデムシートはかまぼこ状でとても乗れたものじゃない、まぁ、今のところ乗せる相手もいないし...(-_-;)

2000/9/17
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短小...
 またしてもYahoo!オークション...(^ ^;)。スーパートラップのステンスーパーショートが出品されていたので入手。当初は余らせている3VN用スパトラスリップオンのジョイントと合わせて売ることを考えていたが、余分なステーを苦労して削って整形していたらサンパートラップにしてみたくなった(^ ^;)。
 サンパーのちょっと派手目傷ありマフラー部分も結局売れ残っていて処分を考えていたところで、どうせ安く投げ売りするぐらいだったらもうイッチョ遊んでみるかという気持と、最近同じようなものを人のために作ってしまったので、違うものにしたかったという気持もある。
 サンパーのマフラー加工は既に2回行ったので今回は3回目、さすがに3回目になると慣れたもんで、手間をかける分時間は変わらないが加工の精度はだいぶいい、羽目合いなども前2回よりもいい感じ。
 今までのサンパートラップを取り外し出来上がった新しいマフラーに換えてみると、作業しに来ていた狸穴氏大爆笑...ディフューザー15枚という馬鹿馬鹿しい枚数にさらに馬鹿馬鹿しいオープンエンドがなかなかいい味を出している(^ ^;)。
 音量はさすがに上がってしまったが、それでも極端にうるさいわけではなく、朝の暖機もチョークを戻した状態であれば問題無さそう。特性は...この際問題ではない(笑)

2000/10/20
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エピローグ
 手に入れてからすでに6年近く経ってるんですね...('_' )。レストアとカスタムは上記記載分でほぼ停滞しましたね、細々とはやりましたがほぼ事実上の完成だったと思います。
 メインではありませんでしたが、IV型が使用出来ないときなど結構重宝しました。ツーリングにはそれほど連れていけませんでしたが...もうちょっと遊んでやれば良かったかな('_' )。
 車輌はこれを書いている現時点よりさらに1年以上も前に、画像のほぼノーマル状態に戻されてドナドナされていきました。THE SIMPLEさんで商品開発のお手伝いをしています(^ ^ )。
 色々勉強させてくれてありがとう。幸せでありますように。

追記・2004/9/2
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